「ととのう」「ロウリュ」など、聞き馴染みのない言葉が多いサウナ界隈。
最近ではテレビやメディアでも「ととのう」という言葉をよく聞くようになり、サウナ用語は広がりつつあるように感じます!
この記事ではサウナ初心者に向けて、以下の7つのサウナ用語を解説します!
- ととのう
- ロウリュ
- 羽衣
- シングル
- あまみ
- 下茹で
- 水通し
それでは、早速1つずつご紹介します!
目次
1. 心身ともリラックス「ととのう」
1番よく耳にするサウナ用語といえば「ととのう」!ととのうとは、サウナのルーティーンを繰り返すことで、究極のリラックス状態になることを言います。
ととのう感覚についてサウナ好きの間では「無重力になったように体が軽い」や「そよ風がとても気持ちよく感じる」「頭の中の雑音がリセットされる」と言われることが多いです。
サウナ好きの間では、サウナ→水風呂→休憩 のルーティーンで過ごす方が多く、サウナと水風呂で体にとって非日常な状況にすることで、その後の休憩で究極のリラックス状態(ととのう)へ導いてくれるのです。
サウナでは「ととのう」にこだわらず、自分が心地よく感じるルーティーンで楽しむのがおすすめです!
2. 蒸気でさらに発汗「ロウリュ」
ロウリュとは、サウナの本場である北欧のフィンランドの入浴法の1つです。
サウナストーンに水やアロマ水をかけて、水蒸気を発生させることで体感温度をあげることを言います。
ロウリュすると、サウナ室内が一気にブワッと熱くなるのです!
ちなみに、ロウリュしたあとに蒸気をタオルやうちわで扇ぐことを「アウフグース」と言います。
3. 水風呂でも冷たくない!?「羽衣(はごろも)」
羽衣(はごろも)とは、サウナから出たあとに水風呂に入ってしばらく体を静止させていると、体がまるでベールをまとったかのように、冷たさを感じなくなることを言います。
このベールができると、いつまでも水風呂に入っていられるのではないかと思うほど、不思議と冷たさを感じづらいのです!
水風呂が冷たすぎて苦手、という方はサウナで十分に温まってから水風呂に入って、羽衣ができるほどじっとしているといつもよりは冷たく感じないはずです。
4. 10度以下の水風呂「シングル」
サウナ界で「シングル」と言うと、水風呂の10度以下のひと桁の水温であることを言います。
90度近くのサウナ室から10度以下の水風呂に入ると80度も温度差があり、その温度差でととのいやすいと言われています。
温度差が大きいと体に負担がかかりやすいので、初心者の方には注意が必要です!
ただ、女性が利用できるシングルの水風呂は、かなりレアなのが現状です……。
5. 肌がまだら模様に「あまみ」
「あまみ」とは、サウナのルーティーンの「休憩」のときに、体にまだら模様が現れることを言います。
サウナと水風呂の温度差で、血管が拡張し血流がよくなることにより皮膚にまだら模様が現れます。
実際にあまみが体に現れても、痛くも痒くもありません。
見た目に驚くかもしれませんが、しばらくすると元に戻るので安心してくださいね!
6.先に体を温める!?「下茹で」
サウナに入る前に、先にお風呂や温泉に入ることを「下茹で」と言います。
先に体を温めることで、汗腺が開き、最初のサウナから汗が出やすくなるとも言われています。
特に女性は手足が冷えているケースが多いので、先にお風呂に入ることで、末端まで温めやすくすることができます。
温まりすぎてからサウナに入ると、のぼせやすくなってしまう可能性もあるので、
ご自身の体調に合わせて調節してくださいね。
7.逆に体を冷やしておく「水通し」
「下茹で」の逆に、先に水風呂に入って体を冷やすことを「水通し」と言います。
特に暑い夏場などに水通しする方が多いのではないでしょうか。
体を冷やしてからサウナに入ることで、初回のサウナからととのいやすくなるという声も。
こちらも冬場にいきなり水に入るのは心臓に負担も大きいので、無理をせず、自分の体の声をしっかり聞きながら楽しみましょう。
より一層サウナを楽しもう
今回はサウナ初心者の方に向けて、サウナ用語を7つ解説しました。
自分が心地よいと思うサウナの入り方を追求して、サウナをより一層楽しみましょう♪