サウナと岩盤浴がある施設に行ったとき「どっちの方がいいんだろう?」と悩むことはありませんか。サウナと岩盤浴、実は温まり方や効果に違いがあります。この記事を読んで、ぜひその日の自分に合ったチョイスをしてくださいね。
【違いその1】身体の温まり方
熱い部屋に入るサウナと石の上に寝転がる岩盤浴。入り方が違えば身体の温まり方も違います。
サウナ
80~90℃と高温の室内で身体の表面から温まり、表面の血管が膨張して汗腺から汗が出ます。
岩盤浴
岩盤の遠赤外線効果で身体の内側からじんわり均一に温まり、遠赤外線やマイナスイオンの作用で皮脂腺からさらさらした汗が出ます。
【違いその2】身体への効果の要因
身体の温まり方に違いがあれば、効果が起こる作用にも違いがあります。
サウナ
サウナはサウナ室→水風呂→休憩の過程による、通常ではありえない温度差に反応して「ととのい」が起こります。体に備わった1つの防御反応が起きているのですね。
岩盤浴
岩盤浴の最大の特徴は遠赤外線とマイナスイオン、石の特徴による効果です。遠赤外線効果によって身体の内側、内臓がより温まりやすくなったり、マイナスイオンが血液をサラサラにしてくれます。
岩盤浴:温められた石による熱。マイナスイオンや遠赤外線の効果で汗がでる。
効果の出方の違い
サウナ:高温→水風呂→休憩の温度差。
岩盤浴:石の効果と身体の芯から温まる
【違いその3】効果の違い
1番気になることがサウナと岩盤浴効果に違いはあるのか?というところですよね。実際は共通点もあれば、それぞれの特徴もあります。
共通点
身体が温まることによる血流改善、自律神経が整う作用はサウナも岩盤浴も似ています。血流が良くなれば肩こりや目の疲労がとれやすくなり、自律神経が整えばストレスや不眠の解消、冷え性の改善にも繋がります。
サウナ
サウナの効果の中でも特徴的なことが、脳疲労が取れることです。この効果はサウナという普通ではありえない過酷な環境がもたらしています。ヒトは常に何かを考えてしまう生き物ですが、サウナに入ると強制的に思考を停止して過酷な環境を乗り越えることに集中します。
強制的に思考を停止することで、頭の疲れが取れて「頭がスッキリした」感覚になるんですね。実際、サウナは集中力や決断力のアップにつながるんですよ。
岩盤浴
岩盤浴は身体の芯から温まって”皮脂腺”から出る汗は、保湿効果があります。ミネラルを血液やリンパ液に戻しながら発汗してるので、天然の美容液のような成分になるんですよ。
さらに岩盤浴には石の種類がたくさんあり、種類によって効果に特徴があります。疲労回復、代謝促進、美肌など効果に合わせて選ぶのも楽しいですね。
サウナも岩盤浴も楽しもう!
いかがでしたか?サウナは脳疲労が取れる、岩盤浴は身体の芯から温まることや保湿効果がありました。その日の気分に合わせてサウナも岩盤浴も両方楽しんでいきましょう