サウナを楽しみたい女性必見「正しいサウナの入り方って?」

「サウナはまだ未経験で…」「こんなときはどうしたらいいの?」など、

これからサウナを楽しみたい女性たちのお悩みにこたえていくこのコーナー。

今回のお悩みに答えてくれたのは、作詞家でサウナを愛する山本メーコさんです。個人的にもよくサウナに関する相談を受けるというメーコさん。

その中でも多いという「ととのってみたいんだけど、どうやってはいるの??入り方ってあるの?」というご相談について今回はお話を伺いました!

サウナの入り方にルールなどありません。

ルールなんてしゃらくさい!自分の好きにしたらいいのですが、

誰でも何でも“初めて”は心細いものです。

何か指南があるだけで、手すりを持って湯船に入るかの如くの安心感があります。銭湯も温泉も、今まであまり縁がなかった方にも伝わるように今回は、基本の入り方にちょっとしたサ法を添えて解説しようと思います。

【サウナの基本の入り方】

  1. 脱衣所で服を脱ぎ、荷物を持ちます。お水もしっかり飲んでおいて

脱衣所は通路も狭いので、なるべくスムーズだと良いですね!お手洗いも済ませましょう。

浴室内には小さな荷物置き場があります。サウナハットやタオル、アメニティなど、コンパクトにまとめていざ、浴室へ。

②頭と体を洗います

キチンと全身をボディーソープやシャンプーでしっかり洗いましょう。

「かけ湯」だけでいいのでは?と思うかもしれませんが、

汗や皮脂は石鹸じゃないと残念ながら落ちません。体は特に石鹸で洗うことで毛穴の汚れが落ち汗が出やすくなるので、しっかり洗う方がサウナの効果も上がります!

実は、頭皮の香り・・・意外とサウナ室で匂います。本当です。かわいいのに残念!髪を洗った後、タオルで巻くかサウナハットを被っておいた方が髪にも優しいです。御サ法と合わせて、自分のためにぜひ洗いましょう♪

③湯船に浸かりましょう

この辺は好みになると思いますが、一度お湯に温まる事で心と体がほぐれます。

ほっと一息ついて、今日のサウナに想いを馳せます。

一旦落ち着くことで、この先のととのいに差が出ると思っています。

女性が気持ちよくなるための下地には必ずリラックスがあると思いませんか?

はじめての施設では特に、湯船の中で動線の確認、お客さんの感じや雰囲気を楽しみます。

サウナは逃げません。焦らず、安心の中で汗をかきたいものですね。

(ちなみに夏場は、サウナ前にザブンと水風呂に入ったりします:水通しと言います)

④体を拭いて、サ室へ!

びちょびちょのままだと、サウナ室が濡れてしまうし、何よりも、発汗が遅くなります。

生まれそして去る汗を眺めるためにも体を拭いて、サ室へGo!

⑤サウナ5分〜12分

サウナ室のコンディションにもよりますが、最初は「下段6分」くらいから無理をせずに入りましょう。(上段の方が熱いです)

1セット目が一番体感も熱く感じます。心臓の鼓動リズム(心拍)がBPM120になったくらいであったまってきましたね。

心の中で“ゆず“の「夏色」を歌ってみてピッタリきたらOK!

ちなみに私は”SEKAINOOWARI”の「Dragon  Night」を歌っています。BPM124です。

自分の体調と相談しながら、もう無理!と思ってから、30秒頑張る感じです。

⑥かけ湯をして、水風呂30秒〜1分

「自分の汗くらい、自分でめんどうをみましょう」的なことを、ルビーパレスでみて、ほんとそれや。レディの嗜みっ!と首がもげるほど頷いたのですが、

サウナの後の浴槽は、必ずかけ湯をして、入りましょう。

かけ湯の代わりに水風呂の水を使ってもいいですが、施設によっては水温が上がってしまうからNGの施設もあります。一応注意しておきましょう。

そして、あまり長く水に浸かっていると、体温が下がりすぎて危険です。

自分の吐く息や肺が冷えてきたなと思ったら出ましょう。

⑦ササッと体を拭きながら、そそくさと外気浴エリアへ 10分くらい

体に水が残っていると冬は冷えるし、夏もじっとり汗をかいたり気持ちよくないので、拭いたほうがおすすめ!

椅子に腰をかけたら楽な姿勢で座りましょう。

意識をボーっとさせて、自分に向けます。

体の中を、優しく見守る様な気持ちです。

心臓の音を聞いて、皮膚の表面を感じていると、それは、訪れます・・・

ととのったぁ〜

軽い目眩と安堵感、抱かれ感、安心と恍惚。

脳科学的にはそれは1、2分の事らしいのですが、瞑想状態に入っているので自然と5〜10分くらいはディーブリラックスを楽しむことができます。

目を開けた時、妙にスッキリして、空気が澄んで見えたり、水の音が鮮やかだったりしたら、1セット終了。

⑤〜⑦を、3セット繰り返します。

2セット目からは、少しだけ長くサウナ室に入れるようになるし、水風呂もより気持ちよく感じられると思うので、

ぜひ自分の体に想いを馳せてたのしんでみてください。

最後の締めに、お風呂にゆっくり浸かるのもわたしは大好き。

サウナで疲れた体にじわぁ〜と染み込んでこのまま温泉に溶けて消えちゃうんじゃないかな!?みたいなホッとができます。

女性はその日のコンディションに波があるもの。

心と体が毎日思い通りにいかないこともあると思います。

女性の「ととのい」は、温度や湿度などテクニックやハード面で訪れる部分ももちろんありますが、心に残る、表情が変わる、人生が変わる、しあわせにしてくれるサウナは、雰囲気や、香り、タオルや床の質感など、五感を満たしてくれるものだったりします。

周りのマナー違反などで気分を害していては、ととのうものもととのえない、そんな繊細さが女性にはありがちだしムードが大事だと思うのです。

だから、どんなサウナに行く時も、新しい恋の予感だと心を躍らせながらウキウキしながら行くとか、自分はどんなサウナが好きなのかを探求するなど、

自分のことに意識を向けて集中すると、心の奥がすごくうれしい感じになるはずです。

たまには、世界一近くて大事でかわいい自分と

サウナという空間を使って、じっくり対話してみてはいかがでしょうか!

今回のサウ談相手

山本メーコ(作詞家・イラスト・デザイン・文筆・占術師など)

作詞家などパラレルワークをしながら、女の子2人と田舎暮らし。

三姉妹で女子高育ち。世界中の女の子たちが自由にふるまっている瞬間はとてもかわいいので、それがもっと増えたら世界が平和になると信じています。

「自分を好きになる、素直になれる」場所や作品を発信・提供。

サウナはそれを叶えてくれる場所なので、もっと女の子に身近になったらいいなと思っています。

この記事を書いた人

山本メーコ

作詞家などパラレルワークをしながら、女の子2人と田舎暮らし。
三姉妹で女子高育ち。世界中の女の子たちが自由にふるまっている瞬間はとてもかわいいので、それがもっと増えたら世界が平和になると信じています。
「自分を好きになる、素直になれる」場所や作品を発信・提供。
サウナはそれを叶えてくれる場所なので、もっと女の子に身近になったらいいなと思っています。

1件のコメント

  1. […] 思っている方へ向けて、今回は、水風呂克服法をご紹介します!(サウナの入り方や全体の流れをまず知りたいという方は、この記事を先に読んでみてくださいね!https://saunameetsgirl.com/69) […]

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